アクティブレスト(積極的休養)

アクティブレスト(積極的休養)という言葉をご存知でしょうか。
アクティブレストはプロスポーツ界で研究され、発展してきた疲労回復法です。
実はアスリートのように激しい運動をする人だけでなく、サラリーマンやOL、主婦など普段あまりからだを動かす機会が多くない人にとっても効果的な疲労回復法なのです。

デスクワークや立ち仕事の「姿勢」は、筋肉の「持続した収縮」によって「保持」されています。
デスクワーク等の「静的な作業」を日常的に長時間継続して行っている場合、姿勢の保持に同じ筋肉を使い続けているので、筋肉内には慢性的に疲労が蓄積され「硬化」しやすくなります。
この「硬化」がだるさなどの原因になります。
さらに、筋肉が収縮した状態は、血液循環が滞り、老廃物が蓄積することも原因となります。
そのため、筋肉を動かして血液の循環を促し、酸素や栄養を効率良くからだ全体に行き渡らせることは、必要なエネルギーを供給して、ダメージを受けた組織を回復させる、最も効率的な方法です。

アクティブレストの定番は、ウォーキングやジョギング・自転車・水泳などの一定のリズムで長時間行える有酸素運動です。
「きつい」と感じないで、息が少し弾む程度のペースを5~10分程度で十分です。
ストレッチも大切です。
筋肉をゆっくり伸ばすと、血行が良くなり、柔軟性が回復します。
呼吸を止めないように注意しながら、気持ちいいと感じるポイントで静止して15~30秒程キープしてください。

からだを動かすことは、生活習慣病予防にもつながり一石二鳥ですね。

 

 

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