歯根破折とは

歯が根元部分から、中から割れてしまう歯の病状を「歯根破折」といいます。
歯根破折は外傷でも起こり得ますが、咬合力による歯根破折についての実験的研究の結果によると、繰り返しの応力による疲労破壊が原因と考えられています。
これは永年の咬合力によって小さな亀裂が生まれ、ストレスの蓄積により破折することが多いということです。
ですから、年を老えば老うほど破折のリスクは高くなることが言えます。

歯根破折の予防法は、
・マウスピースを利用する
就寝中、食いしばりや歯ぎしりによる歯にかかるストレスを減らし、歯のすり減りも予防します。
また、歯と歯の間の緩衝材のような効果も期待でき、顎関節への負担も減らします。
・不正咬合、嚙み合わせの治療
不良補綴(合っていない詰め物や被せ物)があれば作り変えや調整を行う必要があります。
欠損がある場合は咬み合わせを考えた欠損補綴、不正咬合が原因の場合は矯正治療で咬み合わせを整えることも選択肢の一つとなります。
などがあります。

虫歯や歯周病以外にも気を付けて歯を大切にしていきたいですね。

 

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