30歳以降に標準体重からぽっちゃりになった人がもっとも長生き

標準体重よりも太めだと健康に悪いと思いがちだが、このほど発表されたBMIと死亡率の関係を調べた研究によると、大人になってずっと標準体重を維持した人より、標準体重から太めに変わった人の方が長生きすることが明らかになった。
研究チームは、対象データから算出したBMIをもとに、痩せ気味、標準、太り気味、肥満に大まかにカテゴリー分けをした。
死亡率に影響しそうな要因である、喫煙や性別、教育、婚姻状況、病気などを考慮した上で、BMIが死亡率にどう関係しているかを調べた。
すると、どちらの世代においても、標準体重だった人が年齢を追って太り気味(肥満にまではいかない程度)になった場合、もっとも長生きする可能性が高かったことが分かった。
次に長生きの傾向が見られたのは、ずっと標準体重を維持した人だった。
安定して太り気味だった人がこれに続き、ずっと痩せ気味だった人という順になった。
親世代では、太り気味から体重を減らした人がその後に続いた(子世代にこのグループはない)。
もっとも長生きしない傾向が見られたのは、31歳の時点で肥満で、歳を追うごとにさらに体重が増えたという2つのグループだった。

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