食欲の秋は塩分にも気を付けましょう
食欲の秋。
脂ののった魚や、みずみずしい果物に、旬の野菜。
美味しいものばかりで食欲も旺盛になりがちです。
そして、ついつい普段より味付けの濃い料理をたくさん食べちゃった…なんてことはありませんか?
秋になると様々な食べ物が旬を迎えます。
気候も涼しくなり、夏の暑さも落ち着くため、食欲が出てきます。
また、秋は春や夏に比べ、日照時間が短くなってきます。
すると、食欲の調整にも深くかかわるセロトニンの分泌量が減ってしまう傾向があり、食べることでセロトニンを増やそうとするのです。
さらに、気温が下がると体温を保つために基礎代謝が上がり、エネルギーを消費します。
その分、エネルギーの補給をしようと食欲が出ます。
食欲が旺盛でたくさん食べると、実はその分塩分の摂取量も増えています。
例えば、パンや麺類には塩分が入っています。
また、お肉やお魚の味付けには塩分が使われていることがほとんどです。
健康のためにと生野菜サラダを食べるのに、ドレッシングをたくさんかけては塩分がオーバーしてしまいます。
塩分過多の食生活を続けていると、高血圧や腎疾患、心疾患など様々な生活習慣病の原因にもなります。
醤油やみそ、塩、ソースだけの味付けに頼らずに、様々な調味料や、ちょっとした工夫でおいしく減塩が出来ます。
秋は旬のおいしい食べ物がたくさんあるので、素材の味を生かして、薄味を心掛けましょう!
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