認知症予防に…
近年の医学研究で、歩行と認知機能には深いつながりがあることが証明されています。
周囲の安全に注意しながら歩くという行為は、脳内で高度な情報処理が行われます。
その結果、歩くことが脳を刺激し、認知症の最大の予防策になると考えられます。
ある実験では、脳が80歳の老人から23歳の若者の状態になったといいます。
その実験内容は、1回1時間程度のウオーキングを週3回、それを1年間継続しただけです。
ただし、歩き方に条件があり、早歩き、息が少し上がる程度のウォーキングということです。
また、記憶をつかさどる脳の器官で、年をとるにつれて縮小していくはずの海馬が、早歩きをすることによって大きくなることも明らかになりました。
そして、十分に眠れないと、脳にアミロイドβという物質が蓄積され、アルツハイマー型認知症を引き起こすことがわかっています。
適度な運動と睡眠が認知症を予防するんですね。
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