フレイル健診がスタート

75歳以上の後期高齢者を対象に、4月から「フレイル健診」がスタートした。
フレイルとは「虚弱」の意味で、加齢により運動機能や認知機能などが低下した、要介護一歩手前の状態のこと。
現在、全国で約350万人がこの状況に置かれていると推測されている。
健診は問診によって行なわれ、運動機能では主にサルコペニア(筋肉量の減少・身体機能の低下)や歩行速度低下について、認知機能では、飲食物をとる嚥下機能、今日の日付の確認といった質問項目が用意される。
フレイルを放置すると、病気の発症率が上がり重篤化しやすいことから、死亡率も上昇し、骨折や入院をきっかけに寝たきりになってしまうリスクも高まる。
一方で、早期に適切な介入があれば、元の状態に戻る可能性もあるという。
新型コロナウイルスの感染症対策で、外出を控える高齢者も増えているが、軽い体操で筋力を維持し、フレイル予防に役立てたい。

高血圧、糖尿病、肥満といった成人病や喫煙習慣も、フレイルのリスクファクターになる。30〜40代から日々の健康を管理し、フレイルになりにくいカラダ作りに取り組もう。

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