高齢者の避難

先週末は台風が日本を直撃し、各地で被害が出ています。

長野市豊野町には、1階部分が完全に水没した高齢者施設があります。

この施設には当時、およそ300人の高齢者がいましたが全員無事でした。命を救ったのは早めの避難でした。

森佐知子施設長は当時の状況について「雨はそこまで強くなかったが、急激に水が流れ込んできて、1時間ほどで1階が水没した。こんな状態になるなんて『まさか』という感じで、予想もしていなかった」と振り返ります。
施設では5段階の警戒レベルのうちレベル3に当たる避難準備情報が出たら、1階の入居者を上の階に避難させるとあらかじめ決めていたのです。
このため、川の水が押し寄せた時にはすでに全員が2階より上に避難していました。

その後、周囲の水がなかなか引かずに施設は一時孤立し、停電や断水も続きましたが、職員が懐中電灯を使って入居者の介護に当たったほか、食料などはボートで届けられました。
そして災害派遣医療チーム=DMATや日本赤十字社の協力を得て、16日までにほとんどの入居者が近くの施設などに移りました。
森佐知子施設長は、「この地域ではおよそ50年前にも浸水被害があったと聞いていたので、とにかく早めの対応を心がけ、避難訓練も実施していた。施設は被害を受けたが全員無事でホッとしている」と話しています。

ケアーズ松阪のブログ:ケアーズ日記
ケアーズ訪問看護リハビリステーション松阪:看護師・理学療法士
看護師・理学療法士リハビリ:松阪 訪問看護・リハビリステーション
ケアーズ訪問看護松阪 やりがい日誌:こころを込めた訪問看護を

未分類

前の記事

体育の日に
未分類

次の記事

インフルエンザの時期