チクワ2本で筋肉量がアップ

1袋100円ほどで買える「ちくわ」が、コロナ禍で売り上げを伸ばしている。
総務省の家計調査で昨年4月以降の水産練り製品(ちくわ・かまぼこ類)への支出増加が示され、「外出自粛による家庭の調理・おつまみ需要で見直されている」(帝国データバンク)との分析もある。

2017年の「日本アミノ酸学会第11回学術大会」で「日本水産」が発表した内容によると、65歳以上の女性19人に、チクワなどの原料になるスケトウダラのミンチ30グラム(タンパク質量は4・5グラム。一般的なチクワの2本分相当)を毎日食べてもらったところ、平均筋肉量に有意な増加が認められた。
特別な運動は行っていない。
筋肉量減少が特に著しい下肢筋肉量においては、増加率が1・5%にもなったという。

筋肉には速筋と遅筋があり、ほとんど変化がない遅筋に対し、速筋は40歳以上になると、急激に低下。
すると体形が変わったり、高齢者においては転倒リスクが高まる。
筋肉量を増やすにはタンパク質の摂取が必要だが、スケトウダラのタンパク質には『食べるだけ』で筋肉量を増やすという研究結果のほか、速筋を増やすという研究結果もある。

 

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