認知症の基礎知識
認知症の症状には、「中核症状」と「行動・心理症状」の2種類があります。
「中核症状」とは、認知症の直接の原因である「脳の細胞が壊れる」ことで起こる症状を指します。
「行動・心理症状」とは、中核症状を基盤として本人の性格や環境、人間関係などの様々な要因がからみあって、うつ状態や妄想といった精神症状や、日常生活への適応を困難にする行動上の症状のことを指します。
最近では、認知症に有効な予防法があるといわれています。
認知症を100%予防することは不可能ですが、頭の運動、生活習慣病の予防、運動習慣を行い予防することで、発症するまでの期間をできる限り延ばす可能性が出てきました。
予防法の一つとして、ゲームやパズルは認知機能改善につながるといわれています。
特に、複数の事柄を同時に処理する注意分割の能力やエピソード記憶を鍛えることは、認知機能を向上させるために良いとされています。
また、「アルツハイマー型認知症」は、その危険因子として糖尿病・高血圧・心疾患などが数多く報告されています。
認知症の発症を抑えるためには、頭の運動とともに生活習慣病を予防することが大切です。
規則正しい生活、食生活、適度な運動を行い、ストレスの少ない生活習慣を心がけましょう。
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