こまめに水を補給しましょう

ウィルスが最初に辿りつく場所は、鼻や喉の粘膜です。
この粘膜には、1000分の1ミリ程度の線毛とよばれる毛がはえているのですが、線毛は、常に動いていて、1秒間に15回程度の速さで運動し、異物を体外へ排出しているそうです。
そして、この線毛の運動によって、咳やタンとなって体外へ排出したり、唾液と一緒に胃に運ばれ、胃液で分解されウィルスや細菌から身体を守ってくれているのです。

しかし、線毛にも、弱点があり、寒さと乾燥によって働きが悪くなります。
乾燥しやすい時期には、のどや鼻の粘膜も乾燥しがちで、ウィルスも粘膜にとどまる時間が長くなり、細胞内に侵入し増殖しやすくなるといいます。
もちろん、細胞内で取り込まれた細菌やウイルスによって、皆が病気になる訳ではなく、体内の免疫細胞が、ウイルスや細菌と戦い、やっつける場合もあるのですが、寒いと体温も下がり、免疫力も低下してしまい、特に寝不足や疲れているときなどは感染しやすいそうです。
しかし、細胞の中にウィルスが取り込まれてしまう時間は約20分ということなので、20分に一回は少量の水分を補給して、粘膜にはりついたウイルスを胃に流し込むのが有効で、お医者さんや看護士の方々は、常時水分の補給はかかさないそうです。

温かい時期になり、乾燥もかなりましになってきましたが、コロナウイルスの猛威はとどまることをしりません。
こまめな水分補給で、ウイルスを体に取り込まないように対策しましょう。
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